9万円のホテルに無料で泊まる方法!

【宿泊記】ザ・リッツ・カールトン ニューヨーク・セントラルパーク

トート

こんにちは、トート(@Tort_100)です。2017年のゴールデンウィークに、ザ・リッツ・カールトン ニューヨーク・セントラルパークに泊まってきました。今回はこちらの体験談と感想をお届けします。ザ・リッツ・カールトン・グループの旗艦店ともいえるホテルです。否が応でも期待が高まりますよね!

 

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▲ホテルの周囲には多数の馬車が待機していました(セントラルパークの観光用)

 

  

 

立地はセントラル・パークから通りを一本隔てただけです。意外と外観はこぢんまりとしているといいますか、近くに立つプラザホテルのような華やかさはありません。

 

リッツカールトンニューヨーク・カードキー
▲カードキー

 

もともとはホテル・サン・モリッツが営業していた建物をリッツ・カールトンが1999年に買収して、その後3年間をかけて改修したものです。クラシカルなラグジュアリーホテルといった趣で、抑えた品があります。セントラルパーク付近はいつも馬車が待機しているのですが、高級ホテルの連なる一体の雰囲気によくあっています。

 

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▲公式サイトより。

 

移動にはUBERを使ったので、ホテルの前まで行かず、手前の交差点で下ろされてしまいました。5メートルほどスーツケースを引きずってホテルに到着。レセプション・カウンターはすいており、チェックインはスムーズなものでした。

 

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全体的にこぢんまりとしていますが、光量をおさえて居心地のいいロビー兼ラウンジ。窓や天井が高いラウンジもいいですが、重厚さのある雰囲気のほうが好きかな。

 

SPG アメックス効果で無料客室アップグレード

 

SPG AMEXカードの記事で書いたとおり、自動的にゴールド会員として扱われ、無料の客室アップグレードを受けることができました。公式サイトを使って予約したため、チェックインの際に、とくにこちらからアップグレードを要望する必要もありませんでした。

 

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マリオットの公式ページから予約すると、このようにリクエストを出すことができます。

 

ただ、実際にアップグレードされたかは当日の空き状況やホテルの対応にもよるので、客室に着いて「本当にアップグレードされたのかな?」と感じたときには、聞くことが大事です。チェックイン時には部屋が空いておらずアップグレードが無理でも、その後に変えてくれることもあります。

 

レイトチェックアウトは確認を

 

もうひとつのゴールド会員特典である「16時までのレイト・チェックアウト」についても、予約した際に希望は出していたのですが、チェックイン時にあらためてお願いするのが無難です。ニューヨークで利用したマリオット系列ホテルでは、チェックイン時にこちらからうながさないと、レイトチェックアウトはつけてくれないケースがほとんどでした。

 

客室はパーシャル・パーク・ビュー

 

リッツカールトンニューヨーク・ベッド

▲こんもりデュベが少しめくれているのはご愛嬌

 

さて、アップグレードされた部屋ですが、15階の客室を用意してくれました。38㎡のパーシャルパークビューです。とにかく客室の狭いニューヨークなので、これでも利用したホテルのなかでは一、二番の広さでした。

 

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コリドーと言いますかホールと言いますか。靴を脱ギっと。

 

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ベッドの正面にテレビやミニバーなど。両端のドアはクローゼットです。

 

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スピーカーはBOSEでした。テレビはほとんどつけなかったのですが、自分のiPhoneに入れた音楽を飛ばせたのがとても良かったです。

 

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寝心地はふかーふかー。個人的な好みではやわらか過ぎるくらいでした。リネンの織り目は400スレッドだそうで、肌に触れる感触はなめらかだけどパリッとしていて、美味しかったです。美味しかった?

 

バスルーム

 

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ライティング・デスクの横にバスルームへ通じる扉があります。

 

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アメニティ

 

アメニティはアスプレイ。馴染みのないブランドでしたが、箱にプリンス・オブ・ウェールズの勅許状を下賜されているのが見てとれます。

 

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シャワーとバスタブは別。写真だとバスタブは狭そうですが実際は十分な広さでした。どうもここに限らず、客室内の絵画のセレクションは趣味ではなかったです。

 

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シンク。下にはタオルやスリッパ。

 

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リッツ・カールトンのライオン・ロゴ、かわいくて好きです

 

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トイレは、まぁいたって普通です(笑)。

 

バスローブ

 

バス・ローブがドアの後ろにかかっていました。銃を取り出そうとしているように見える…

 

ミニバーと冷蔵庫

 

 

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おつまみのナッツやらお菓子やら。

 

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ミネラルウォーターはリッツ・カールトン・ブランド?のものはお願いすれば無料で提供されます

 

セントラル・パーク・ビュー

 

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片方の窓からセントラル・パークが見えます。その名を名前に冠しているホテルなので、やはり公園の眺望は欲しいですよね。

 

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窓越しに。本当にすぐ目の前です。なおここから50メートルほど右へいくと地下鉄への入り口があります

 

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帰国後に公式サイトを見たところ、まさにトップページで紹介されている部屋でした。ここに無料でアップグレードされたのですから嬉しいですね。

 

 

お隣のサラベスで朝食

 

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Central Park South | Sarabeth’s

 

ホテルの朝食は、値段のわりにそれほどでも……という噂を聞いていたこともあり、ホテルの2軒隣にある、サラベスでいただくことにしました。東京店ではサラベス名物のエッグ・ベネディクトを食べたことがあるのですが、そもそもあまりベネディクトが好きではないので、パンケーキに。

 

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うむ。お味は……パンケーキでした。パンケーキブームってありましたけど、そんなに変わらないですよね、どこで食べても(笑)。コーヒーは美味しかったです! サラベスの予約は入れませんでしたが、平日朝9時で9割の席は埋まっていました。

 

セントラルパークをはじめとした観光拠点として

 

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▲公園内のレンタサイクルはニューヨーク・パスに含まれていました

 

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 ▲天気もよくて気持ちよかったです

 

ホテルの目の前にあるセントラル・パークでは、レンタサイクルや、乗馬を楽しみました。汚れたりしてもすぐ部屋に戻れるので、絶好のロケーションです。ニューヨーク観光については下記の記事に詳しいです。

 

 

またセントラルパークを取り囲むようにしてメトロポリタン美術館、フリック・コレクション、アメリカ自然史博物館、グッゲンハイム美術館など、世界有数のミュージアムが立ち並んでいるので、ホテルはその拠点としても最高の立地だと思います。

 

とはいっても、メトロポリタン美術館、アメリカ自然史博物館へは30分弱かかるので、散歩を兼ねる場合を除けば、徒歩でいくには少々無理があるかもしれません。公園と反対方向にあるMOMAは歩いてすぐです。

 

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 ▲MOMAのマティス

 

もちろん公園とは反対方向にある5~7番街、中心部へもアクセス良好です。タイムズ・スクエアやブロードウェイ周辺でミュージカルを鑑賞したあと、歩いて帰るには少し距離がありますけれど。15分はかからないので、歩くのが苦にならない人なら、夜風に吹かれてよい散歩になると思います。

 

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▲同じ通りには同系列のJWマリオット・エセックスハウスがあります。JALがらみのいわくつきの物件ですね。奥には輝くタイムズ・スクエア。

 

もうひとつのザ・リッツ・カールトン、バッテリー・パーク

 

 

ニューヨークにあるもうひとつのリッツ・カールトン・バッテリーパークは、マンハッタンの南端に位置しています。ウォール街も近く、どちらかといえばセントラルパークは観光、バッテリーパークはビジネス用途、という傾向が強いそうです。こちらは公園ではなく、部屋の窓から自由の女神が見えることが売りになっています。自由の女神/エリス島行きのボートは大変混みあうので、その点、乗り場が目の前にあるのは大きな利点ですね。

 

まとめ

 

さすがはフラッグシップとも言えるザ・リッツ・カールトン ニューヨーク・セントラルパーク 。実に居心地の良い滞在となりました。一泊の料金は、宿泊料金(推定) 975ドル。

 

推定とあるのは、今回はSPGアメックスカードのスターポイントを利用して宿泊したため、お金を使う必要がなかったためです。マリオット・リワードだと70,000ポイント必要なところ、3分の1の24,000スターポイントで済んだため、1スターポイント=5円にせまる使い方ができました。本来の価値の2倍ですね。

 

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あらためて1スターポイント=3マリオット・リワードという交換レートは強力だと感じました。とにかくニューヨークはホテル代が高いので、賢く各種のカードやポイントを使っていきたいですね!

 

関連記事 

▼SPGアメックス、リッツカールトンのゴールド資格については下記記事をどうぞ

 

 ▼入会と同時に最上級プラチナ資格を取ってしまうのも良いでしょう

 

 

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▼ニューヨークへのファーストクラス搭乗記についてはこちらをどうぞ

 

▼JALマイルの貯め方についてはこちらをどうぞ

 

▼ANAマイルの方がJALよりは簡単に貯められます

2 Comments

Tort

id:yoshiyoshi10 さん
ありがとうございます!ロケーションが良いと下手な腕でもうまそうに撮れます笑。

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