先月の終わりに、ハピタスからドットマネーへの交換ルートが開通しました。これは陸マイラーにとって、いろんな意味で嬉しいニュースです。
.moneyを使うメリットとは
ハピタス→Pex(交換手数料50円)→メトロポイント→ANAマイル
このおなじみのソラチカルートに、次の経路が加わったわけですね。
ハピタス→ドットマネー(交換手数料なし)→メトロポイント→ANAマイル
注目するべきは、Pexで毎回発生していた50円相当の手数料が、ドットマネールートでは存在しない点です。これにより、ごくごくごくごくわずかですが(笑)、交換レートが上昇します。ソラチカルートを使う陸マイラーにとって、もはやPexを使う意味は消滅したと言っていいでしょう。今までありがとうPex、さよなら僕らのPex……。とは言っても、選択肢を増やす上でもPexにも頑張ってほしいんですけどね。
また、手数料を抜きにしても、ドットマネーを優先的に使うメリットがあります。頻繁に交換レートUPキャンペーンが行われるからです。たとえば現在は次のキャンペーンが開催中です。
ハピタスからの移行、JALやdポイントへの移行などが、それぞれ期間限定ではありますが、ポイントアップしています。Pexではこのようなキャンペーンはほとんど見かけたことがありませんから、積極的に利用していきたいですよね。
ドットマネー・ギフトコード
さらに、ハピタス→ドットマネーへの移行がギフトコードを介して行われることが、本日確認できました。ハピタスから30,000ポイントの移行を申し込むと、約3営業日後に次のようなメールが届きます。
こちらに記載された16桁の数字がドットマネーのギフトコードになります。ちょうどAmazonギフトコードと同じような感じですね。
このコードをドットマネー側で入力すると、ポイントが付与されます。一見すると、コードの入力が必要なので「めんどくさいなぁ、自動でつけといてくれればいいのに」と感じられるかもしれません。しかし、これには絶大なメリットがあります。
ポイントの名義変更が可能に
このギフトコードは、Amazonギフトコードと一緒で、誰が使ってもかまいません。つまり名義を超えて、ハピタスポイントを移行できるのです。本来、ポイントサイトでの名義変更は御法度とされているケースがほとんどです。
ご夫婦や親子で陸マイラー活動をしている方も多いと思います。その際、マイルをまとめて使用するにはANAカードファミリーマイルを利用するしかなかったのですが、ドットマネーギフトコードを介せば、とくに手続きをすることもなく、ひとりのANAマイル口座にポイントを集約することが可能です。
あるいは、ハピタスの移行上限により毎月余ってしまう1万ポイントを現金化していた方も、ひとつの銀行口座にまとめることが可能となりました。ドットマネーではTポイント・ルートも使用可能ですが、もちろんそちらで合算することもできます。このように、さまざまな利用法が考えられるのですね。
ドットマネーのデメリット:短い有効期限
さて、そんなオールマイティなドットマネーにも、ひとつ弱点があります。それは、ポイントの有効期限が短く、わずか半年しかないということ。Pexの場合は、ログインさえすれば有効期限が12ヶ月延長されるので、実質存在しないも同然です。メトロポイントが渋滞を起こしているときなど、Pexにいったん貯めておく技が有効でした。しかし半年しかもたないとなると、うっかり期限切れしないとも限りません。
そこでこのギフトコードというシステムが再び生きてきます。ドットマネーの利用規約には次の表記があります。
※ドットマネーギフトコードの有効期限は、発行より最長2年間となります。
ではハピタス経由のドットマネーはいつ発行されたものなのか。メールに有効期限の記載があります。もう一度見てみましょう。
2年後の2018年8月末日まで有効期限があります。それまでに交換すればよいので、直接ハピタス→ドットマネーと交換したときとくらべて、最大で2年間も期限を延ばすことができます。今月分の最終有効期限は、2年+半年で、2019年2月ということになりますね。必要なときに必要な分だけ交換するようにすれば、期限切れのリスクをかなり回避できます。
まとめ
どうしても渋滞が起きてしまいがちなソラチカルート。ハピタス経由のギフトコードをうまく活用していきましょう。
- 名義
- ポイントの有効期限
この2点において、さらに柔軟性をもって陸マイラーとして活動できるようになります。
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