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ヨーロッパ周遊プリペイドSIM「Three」体験レポートと使い方

こんにちは、トート(@Tort_100)です。先日、フィンランド・ノルウェー・エストニアの3カ国を旅行してきたのですが、事前に、日本のAmazonで購入可能なヨーロッパ周遊プリペイドSIMカード「Three」を買っていきました。その体験レポートを今回はお届けしようと思います。

 

ヨーロッパ周遊Three SIMカード

 

 

結論から言うと、使用感としては「まったく問題なし!」でした。出発前には、渡航先が3カ国にまたがること、期間が一週間を超えることなどから、「Wifiルーターをレンタルしていく方が無難かもしれない。あるいはキャリアの海外パケット使い放題にするべきか……」などといろいろ考えていたのですが、結果としてはThree SIMカードにして正解でした。

 

Three UK(公式サイトはこちら)が取り扱うSIMカードにも色々と種類がありますが、こちらの”Internet with Legs”というプランになります。

 

 

SIMのサイズはスタンダード、マイクロSIM、ナノSIMに対応しています。わたしはiPhone6s+で使用しました。

 

Three SIMカードのメリットとデメリット

 

わたしが実際に使って感じたメリットとデメリットについて並べてみますね。

メリット

  • 日本で事前に購入できる
  • したがって空港や街中でSIMを探し回る必要がない
  • AMP設定等は不要。2、3分待てば使えるようになる(少なくともiPhoneの場合)
  • 別の国に移動しても、SIMを入れ替える手間がない
  • Wifiレンタル、キャリアの海外パケットプランと比べると激安
  • データ量・使用期間を選択できる

 

デメリット 

  • イギリス以外の国では3G通信のみ

 

一点しかないので、先にデメリットについて触れておくと、Three自体はイギリスの会社です(しかし親会社は香港にある)。したがってイギリス国内では4G(LTE)通信が使えますが、それ以外の国では3G通信となります。

 

今回わたしが旅行したのはすべてイギリス以外の国だったので、3G回線を使ったのですが、以下のような用途に関してはまったく問題を感じることはありませんでした。

 

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ヨーロッパでは空港やレストランなど、あちこちに無料Wifiスポットがありますが、混み合っているWifiなどより、はるかに使い勝手がよかったです。もちろん4G回線には及びませんが、動画のストリームなどをしない限り、旅行中に使うにはまず問題はないレベルだと思います。

 

対象国はヨーロッパ・アメリカなど42カ国


イギリスの通信会社ということもあり、ヨーロッパでの対象国が34カ国と充実していますが、それ以外にもアメリカを始めとして、8カ国・地域で使うことができます。

 

ヨーロッパ

 

西欧

アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オランダ、ジブラルタル、スイス、スペイン、チャネル諸島、ドイツ、フランス、ベルギー、ポルトガル、マン島、リヒテンシュタイン、ルクセンブルグ

北欧

アイスランド、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、ノルウェー

東欧

エストニア、クロアチア、スロバキア、スロベニア、チェコ、ハンガリー、ブルガリア、ポーランド、ラトビア、リトアニア、ルーマニア

南欧

キプロス、ギリシャ、マルタ

 

その他の地域

 

アメリカ合衆国(グアム・サイパン除く)、イスラエル、インドネシア、オーストラリア、スリランカ、ニュージーランド、香港、マカオ


ヨーロッパの主要国として抜けているのは、ロシアとトルコくらいのものでしょうか。アジアの国がもう少し多ければ、マイル関係の修行僧にも利用価値はあったかと思うんですけどね。

 

データ量と価格帯

 

データ量は1GB/3GB/16GBから選択可能です。利用可能期間は、それぞれ30/90/120日間。購入時ではなく、初めてデータ通信を行なったときから利用開始となります。

 

 

 

 

 

利用期間は最低でも一月もあるので、旅行者にとってはまずは十分な期間かと思います。データ量については、わたしの場合は3GBを選択しました。一週間程度なら、かなり余裕を持って使うことができます。

 

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▲今回の旅行。3カ国をまわって盛りだくさんな内容でした。いずれ別記事で。

 

日本のAmazon・楽天で事前購入可能


事前に購入できるというのは大きなメリットかと思います。ただしThree SIMカードは輸入品のため、Amazonが公式に販売しているものではありません。Amazonマーケットプレイスでの購入となります。以下の通り楽天でも販売していますが、種類が少なく、1GB・3GBは、記事執筆時には見つかりませんでした。

 


 

 

出発前に日本で購入できるメリットは、現地の空港や街中で無駄に探し回る手間が不要である点があげられます。とくに、空港への到着が夜になる場合、空港のSIMショップが閉じていることは珍しくありません。

 

あるいはあてにしていたSIMカードが売り切れていた、なんてことはわたし自身、何回か経験しています。そういう意味で、日本で入手できるのは安心感があると思います。

 

利用手順

 

それでは無事に手元に届いたとして、いよいよ利用手順を見てみましょう。まず、これは大前提ですが、SIMフリーのスマートフォンでなければ利用することはできません。

 

日本を発ったら、機内でSIMカードを入れ替えましょう(スマホは到着まで機内モードにしておく)。SIMのトレイを押し出すためのピンも忘れないようにしましょう。また、普段使っているSIMカードを保管しておくために、このようなカード型のホルダを利用するとなくす心配がありません。

 

 

スマホにSIMを入れたら、設定を確認しておきましょう。

 

  • iPhone/iOSの場合:【設定→モバイルデータ通信→通信のオプション】で【データローミング】をONに。続いて【設定→キャリア→自動】になっているかを確認。

  • Androidの場合:【設定→モバイルデータ通信】で【データローミングを有効】に(機種によって細かい設定は異なる)。次に通信事業者の設定が「自動」になっているかを確認します。


まぁわたしの場合、iPhone利用ですが上記のようなチェックはなにもしませんでした(笑)。それでも問題なく通信可能でした。飛行機が着陸したら、機内モードをオフにします。2~3分ほどすると、下記のようなSMSが届きます。これで利用開始です。

 

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▲帰国後にスクショを取ったのでdocomoになっていますが、当然日本国内では通信できません

 

データ残高の確認には登録が必要

 

残りのデータ量を確認するには、ThreeのサイトでMy Threeというアカウントを作らなければなりません。これが、かーなーりー面倒くさい!です。以下にその手順を記します。

 

上で貼ったスクリーンショットにあった"Three.co.uk/my3"というリンクをクリックすると、次のページに遷移します。

 

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▲画面右側の「Register here」をクリック

 

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▲Phone/device numberに、SIMカード裏面に記された番号My Three Numberを入力

 

 

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▲074で始まる上の数字です

 

すると、パスワードの書かれたSMSが届きます。

 

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▲最初のページに戻り、番号と届いたパスワードを入れます。「Continue」を押すと、認証が終わり、自分の好きなパスワードを設定することができます

 

続いて、メールアドレス認証があります。

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最初に設定されているアドレスはThreeのものなので、Editをクリックし、ふだん使っているアドレスを登録しましょう。そのアドレスに認証メールがくるので、それをクリックすればMy3アカウントの登録完了です。

 

これでようやく残りデータ量を見ることが可能となります。ね、面倒くさいでしょう(笑)? よっぽど残りの量が不安でなければ、わざわざ手間をかけてまでやるほどのことではないかなと思います。

 

ヨーロッパで国境を超えた場合の作業は?

わたしはiPhoneを利用していたのですが、国境を超えた場合も、とくに何もする必要はありませんでした。自動的に数分で、利用開始時と同じようにSMSが届き、使えるようになりました。

 

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▲国(キャリア)を移るたびにSMSが届きます

 

ただわたしのケースでは、飛行機や船を利用して国境を超えました。列車や車など、陸路で次の国に入った際に何も起きなければ、しばらくしてからスマートフォンを再起動すると良いのではないかなと思います。

 

追記)当記事のコメント欄で情報をいただきました。ハンガリー・スロバキア・ポーランドを陸路で超えた方の場合も、とくに手続きをする必要はなく、また、テザリングもご使用になられたとのことです。わたしは旅行中はテザリングをしなかったので、貴重な体験談をいただきました。「通りすがり」様、お礼申し上げます。 

 

キャリアの海外パケットプランとの比較

 

冒頭で、キャリアの海外パケット・プランの使用も考えた、と書いたのですが、簡単に比較をしてみましょう。キャリアの海外パケットプランは使用データ量によって価格が変わったりするので、ざっくりとした比較ですが……

 

  Three SIM docomo
海外パケ・ホーダイ
Softbank
海外パケットし放題
au
海外W定額
データ量 1GB 3GB 12GB 制限なし
利用期間 30日 90日 360日 24時間 1日(日本時間基準)
価格 2,140円 2,870円 5,550円 2,980円 2,980円 2,980円

 

3大キャリアいずれも2,980円の費用が発生します。これが日ごとにかかるわけですから、比べるまでもないですね。ちなみにレンタルWIFIのヨーロッパ周遊3G大容量プランだと、一日1,500円程度かかります。

 

キャリアのパケットプラン・レンタルWIFIと比較した場合のデメリットは?

 

Three SIMのデメリットとしては、やはりイギリス国外では3G通信になることでしょうか。個人的にはストレスを感じるほどではなかったのですが、ここは人それぞれですからね。加えて、複数人での利用や、大規模なデータのやり取りなどをお考えの場合にはWifiルータを借りるなど、別の選択肢の方がよいかもしれません。

 

わたしは今まで40数カ国訪れていますが、1、2日程度の滞在ならキャリアの定額プラン、3日以上滞在するならSIMの利用が一番便利だなと感じています。

 

SIMが届くまでの日数には注意を

 

そんな使いやすいThree Simですが、もう一点だけ注意を。日本のAmazonで購入する際、業者によっては海外から直接送付となる場合があり、到着までに10日程度を要する場合があるようです(香港の業者が多いとか)。出発まで余裕があるならよいですが、そうでなければ、国内業者にしておきましょう。わたしの場合、eConnect Japan株式会社というストアから購入し、翌日にはポスト投函されていました。

 

Three SIMカード

▲日本語の説明書もついていました(けっこうざっくりしたものですが笑)

 

 

まとめ

 

ふだんはマイルの貯め方を主に紹介しているこのブログ。せっかく特典航空券を発行したなら、別に一カ国だけにしぼる必要はないわけですから、何カ国かまわってみてはいかがでしょうか? まぁあまり忙しなく移動するのも疲れるだけだし、じっくり見ないともったいないですが、それでもヨーロッパなら隣の県に行くようなものですからね。今回ご紹介したThree SIMは、強い味方になってくれると思います。

 

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